AfterShipとの連携

    AfterShipは、Zoho Inventoryと連携可能な、各配送業者から出荷のリアルタイムのステータスを取得して更新する外部サービスの出荷管理サービスです。毎日大量の注文を出荷する中規模から大規模の企業にとって、出荷管理を自動で行うことができる手段となります。

    この機能はZoho Inventoryの特定の価格プランでのみサポートされており、移動指示、手動出荷、購入受領の管理に使用できます。

    AfterShipとの連携のメリット:

    • 世界中の400以上の国際宅配便の管理をサポートします。
    • 出荷ステータスは、メールまたはSMS経由で配送業者と受取人の両方に送信されます。
    • Zoho Inventory内で出荷のステータスをリアルタイムで取得できます。
    aftershipintegrationimg1

    取引のリアルタイム追跡を有効にすると、AfterShipは管理IDを適切な配送業者に送信し、そのIDを通して出荷のステータスを受信することで、Zoho Inventoryで出荷の詳細を更新します。

    • 同時に、メールやSMSで出荷の所在を顧客に通知します。
    • Zoho Inventoryアカウントにログインします。
    • [設定]→[連携]→[配送]の順に移動します。
    • Zoho Inventoryは、次の2つの方法でAfterShipと連携できます。
    aftershipintegrationimg2

    1.既に用意されているアカウントを使用

    ヒント: 新しいSCC規制に準拠するため、この方法を欧州連合(EU)のユーザーが利用することはできません。

    • AfterShipのアカウントを持っていない場合、すでに用意されているアカウントを使用して出荷を管理することができます。
    • [今すぐ有効にする]ボタンをクリックして、すぐに連携できます。
    • この方法では、登録やアカウントの認証作業が必要ありません。 Aftershipの料金はZoho Inventoryのサブスクリプションプランの一部として含まれています。

    ヒント:Zoho Inventoryは、追跡ID、配送業者名、出荷者のアカウント番号(選択した配送業者の場合)のみをAfterShipと共有します。この場合、出荷に関連するすべてのメールはAfterShipではなくZoho Inventoryを通じて受け取ります。これにより、顧客の個人情報が保護されます。

    2. 既存のAfterShipアカウントを使用

    既にAfterShipのアカウントがある場合、連携を開始するためには、以下の手順に従ってください。

    • [AfterShipアカウントと連携する]ボタンをクリックします。
    • スペースにAPIキーを貼り付け、[連携]をクリックします。
    • こちらに記載されている手順に従ってAPIキーを作成します。

    メリット

    • AfterShipアカウントで管理用に設定された出荷リストを表示できます。
    • 顧客にメールとSMSの両方で通知を送信することができます。
    • メールとSMSの内容を自由にカスタマイズできます。

    ヒント:既存のAfterShipアカウントと連携する場合、発生した料金はAfterShipへ直接支払われます。

    注意: Zoho Inventoryは、ご自身と顧客の連絡先情報、出荷の詳細、出荷者のアカウント番号(選択した配送業者の場合)をAfterShipと共有します。この場合、出荷に関連するすべての情報をAfterShipからご自身と顧客の両方が受け取ります。Zoho Inventoryは、AfterShipとの連携後に共有される情報について一切責任を負わないことにご注意ください。

    注意:この連携を使用して追跡できるのは、手動での出荷のみです。

    Zoho Inventoryで出荷を追跡するには

    • 確認済みの受注書をクリックします。
    • [作成]→[出荷]→[手動で出荷する]を選択します。新しい出荷画面が表示されます。
    • [この出荷をリアルタイムで追跡する]チェックボックスにチェックを入れます。AfterShipがサポートするすべての配送業者が表示されます。
      aftershipintegrationimg3
    • 該当する配送業者を選択し、配送業者が提示した追跡IDを入力します。
    • ステータス通知を送信する顧客の連絡先のメールアドレスを入力します。
    • その他の必須項目や必要に応じて重要な詳細を入力し、[保存する]をクリックして、追跡IDと出荷詳細を含む内容明細表を作成します。

    既存の出荷管理を有効にしたい場合

    • 追跡されていない出荷をクリックします。
    • [リアルタイム追跡を有効にする]をクリックします
      aftershipintegrationimg4
    • 追跡情報を入力します。
    • ステータス通知を送信する顧客の連絡先のメールアドレスを入力します。
      aftershipintegrationimg5
    • [保存する]をクリックすると、出荷の追跡が開始します。

    追跡されている出荷の状況を表示するには

    • 追跡されている出荷をクリックします。
    • [追跡状況を表示する]をクリックします。(注:配送済みと設定された出荷の場合、同じボタンが[出荷タイムライン]として表示されます。)
    • 画面右側にタブが開き、出荷の現在地や詳細な履歴を表示できます。
      aftershipintegrationimg6
    • また、配送業者のWebサイトで直接出荷の状況を確認するために、追跡URLをクリックすることもできます。
      aftershipintegrationimg7

    ヒント:出荷物が配送されると、AfterShipは自動的にZoho Inventory内のステータスを[配送済み]と設定します。ステータスが更新されない場合は、手動で[配送済み]として設定することができます。

    Zoho Inventoryで出荷された商品の配送業者、追跡番号、出荷者のアカウント番号、追跡キーなどのAfterShipの管理情報を更新または削除することができます。 管理情報を編集するには

    • 画面左側のメニューから[パッケージ]タブに移動します。
    • [出荷済みパッケージ]の下で、AfterShipで追跡されている出荷をクリックします。
    • [配送中の出荷]の隣にある鉛筆アイコンをクリックします。
    • 追跡情報を更新して[保存する]をクリックします。
    • 追跡情報を削除するには、ゴミ箱アイコンをクリックします。
    aftershipintegrationimg8

    ヒント:AfterShipアカウントに保存されている荷物の追跡情報は、新しい情報を追加すると上書きされます。必要に応じて、アカウントから以前の追跡情報を直接削除することもできます。ただし、共有のAfterShipアカウントをご利用の場合はこの手順は不要です。

    AfterShipとの連携を無効にするには

    • [設定] →[ 連携] →[ 配送]の順に移動します。
    • AfterShipの[無効化]ボタンをクリックします。
    aftershipintegrationimg9